【ヒメボタル】福岡県鞍手町八剣神社
ヒメボタルとは
普通ホタルというと川辺に生息しているイメージがないでしょうか?
実際私も川辺に生息しているホタル(ヘイケボタルやゲンジボタル)しか見たことがありませんでした。
しかしヒメボタルは川辺ではなく主に森林内に生息していることが多いと言われています。
またヘイケやゲンジと違い鑑賞できる場所が限られており、街灯等の灯りが全くないところに生息している様です。
そのヒメボタルが鑑賞できる場所が福岡県にあるということで2016年6月2日福岡県鞍手町にある八剣神社(やつるぎ)へ行ってきました。
八剣神社へのアクセス
九州自動車道鞍手ICを降りて5分程で到着します。
駐車場には車20台程停めることが出来ます。
私は平日に行きましたがそこそこ人は多かったです、土日はもしかしたら少し混雑するかもしれません。
鑑賞地ですが雑木林の中に道が舗装されており、子供連れでも楽しめるのではないかと思います(但し道中は真っ暗なため、はぐれてしまわない様に注意は必要です)。
ホタルを鑑賞する際の注意点
今回の鑑賞地である八剣神社には街灯がなく、少し奥へ行くと真っ暗で何も見えなくなります。
そのため足元を照らすために懐中電灯が必要となりますが、そのまま懐中電灯を暗闇の中で使用するとかなり強い光となってしまいます。
ヒメボタルに限ったことではありませんがホタルは強い光を嫌うと言われています。
直接懐中電灯をホタルに向けず、あくまでも短時間で足元のみを照らす様にしましょう。
八剣神社では地元のボランティアの方達がホタルの保護活動を行っており、私が鑑賞に行った時は駐車場付近で鑑賞に来た人達が持参した懐中電灯に無料でフィルターを貼るという活動もされていました。
また懐中電灯を持っていなくてもスマホの明かりで代用できるかと考えるかもしれませんが、同様にスマホの明かりも強すぎるためフィルム等を貼る工夫をした方がよいかと思います。
そして強すぎる光は他のホタル観賞をしている人達の迷惑にもなります。
人間は暗闇に居ると徐々に目が慣れていきますが(瞳孔が開いていく)、その時に強い光を見ることで普段より眩しいと感じます。
特にスマホ等の白色の光は強烈なため、ホタル鑑賞中は使用しない方がよいでしょう。
あとスマホではヒメボタルの写真は撮影することが出来ません。
間違ってフラッシュを使用してしまうこともあるため、スマホでの写真撮影は諦めましょう。
ヒメボタルを撮影してみた
私が行った時には無数のヒメボタルがおり、川辺に生息しているヘイケやゲンジと違った輝きを放っていました。
私自身初めてのヒメボタル鑑賞で、初撮影だったのですが思うように撮影することが出来ませんでした。
やはり構図やピントをしっかり合わせようと思うと明るい内から行かないとダメですね。
最後に
八剣神社のヒメボタルは地元のボランティアの方々がとても大切にし、保護活動をされている様です。
しかしボランティアの方々は八剣神社のヒメボタルを知ってもらうことで環境保護や鞍手について興味を持ってもらえるのではないか、そのためにも多くの人に足を運んでほしいと話されていました。
私ももう何度か撮影に行ってみたいと思います。
後日撮影に行った際の記事です。